- 出発前夜
谷川岳西黒尾根でラッセル祭り!
の予定だったのだが、低気圧の影響で天候がかなり不安定になると予想され、黒斑山に転進することに。
※写真は昨年ラッセルした西黒尾根
が、出発前夜に、「2日前に浅間山の噴火レベルあがったらしい」との情報をななぴ氏から入手。
噴火の可能性なんて、誰も分からないけど、国が危ないよって発令を出してる以上、近づかないほうがよい、とのことで話がまとまり、出発前夜24時に、転進先を北横岳に決定~
- 09:30
- 山麓RW駅~山頂RW駅~坪庭~北横岳ヒュッテ
朝集合、トイボックス号で高速をかっ飛ばし、北横岳山麓ロープウェイ駅へ。
スキースノボ客に混ざりながら、さっさと着替え、ロープウェイで山頂まで移動。
山頂駅は、スキースノボ客と登山客と一般観光客で入り乱れ、ややカオスな空間。
ここからスノーシューを装着している登山客も多かったが、我々はツボ足でスタート。
天気はどんより曇り、風も強く、視界はやや悪い。
坪庭は木がほとんどないので、風をまともに受けながら進む。
そう、坪庭を、ツボ足で、進むのである
樹林帯に入れば、風は一気に弱まり、落ち着いた雪山となる。
体を温めるため、やや飛ばし気味に歩いていたら、あっという間に北横岳ヒュッテに到着。
- 10:10
- 北横岳ヒュッテ~北横岳(南峰・北峰)山頂~北横岳ヒュッテ
また戻ってくるので、北横岳ヒュッテは通過~
いや、しかし、この看板のフォント、いいセンスしてますな。
遊び心もあるけど、威厳も感じられる。
最後の登りを登りきると、南峰山頂にとうちゃk・・・・
「ビュオオオオオオオオオオォォォォォォ!!!!!」
なかなかの強風が、我々を出迎えてくれたぜ。
強風を利用して
マイケル!!!ポゥゥッ!!!!
って、全然傾いてない・・・
全く本家に及ばず。
やはり、マイケルは偉大だ。
ほぼ平坦な稜線を5分ほど歩くと、北峰山頂に到着。
こちらは南峰程風は強くなかったので、集合写真をパシャッとな。
さぁ、北横岳ヒュッテに戻って休憩とるべー。
シリセード、うぇえええい!!!
グリセード、うぇえええい!!!
頭から雪に突っ込む、うぇえええい!!!!
- 11:00
- 北横岳ヒュッテ~分岐~三ツ岳~分岐
北横岳ヒュッテにてしばし休憩&雪遊び。
兄「お、あっちに行ってみようぜ」
妹「あー、待ってよー」
父「おいおい、あんまり遠くにいくんじゃないぞ」
的な構図。
帰りは三ツ岳方面に足を延ばす。
こっちは、あんまり人が入っていないみたいで、踏み跡が少ない。
けど、赤テープなど目印はしっかりあるから、迷う可能性は少ない。
三ツ岳Ⅲ峰、Ⅱ峰と通過し、Ⅰ峰を越えたあたりからトレースがなくなり、かつ、吹き溜まり箇所が多く、ラッセルを強いられる。
Ⅰ峰を下りきったあたりで、作戦会議。
この先もトレースがなく、ラッセルを強いられる、プラス予備時間を見ると、ロープウェイの最終便に間に合わない可能性があるとおっちゃんから指摘を受け、ここで引き返すことを判断。
無茶しちゃいけん。
イレギュラー要素の多い、冬・雪山では特に。
分岐までは、自分らがつけたトレースにより、さくっと戻れた。
引き返す結果となったが、色々と良い経験になった。
- 13:00
- 分岐~坪庭~縞枯山荘~山頂RW駅~山麓RW駅
時間にもまだ余裕があったので、縞枯山荘によるというメンバーの提案にのる。
坪庭~縞枯山荘エリアは、いたって平和だ。
途中、大きな雪ダルマに出会う。
ばっしーが、雪ダルマを見て「●●の彼女みたい」と、さり気なく友人の彼女をディったのは、ここだけのお話。
縞枯山荘は営業終了してました。
風も強いので、さっさと山頂RW駅に戻る。
山頂RW駅の2F休憩室で、温かい飲み物を飲みながら、ご飯を食べ、ロープウェイを待つ。
帰りのロープウェイは、登山客だらけ。
そりゃそうだ、スキースノボ客は、滑って降りれるんだもんね。
下山後、駐車場付近の雪が積もってる場所で、ワカン練習でもしようかと話していたのだが、「早く風呂入りたい!」というメンバーの要求に負け、さっさと着替えて温泉に向かったのでした。

レオさま
雪山初心者向けといわれる北横岳は、山頂までの距離も短く、アップダウンも少なく、危険個所もない、評判通りの山でした。とはいえ、山は山なので、きちんと(装備面、意識面共に)準備しないと痛い目をみます。どんな山でもリスクは付きものなので、そこをしっかり意識した上で、全力で登山を楽しみたい、これからも!(・ω・)