東京カジュアル山岳会 やまねこ倶楽部


レポート
  • 槍・穂高・乗鞍

夏の大イベント!穂高縦走(前編)


天気晴れ
アクセス車(新穂高ロープウェイ登山者駐車場)
総勢ウッチー、レオ、他3名
所要時間1日目1時間 / 2日目9時間
06:00
新穂高ロープウェイ駐車場〜ロープウェイ駅

し…しむら…うしろ、うしろ!

というわけで、西穂高から槍ヶ岳までの全縦走が開始

新穂高ロープウェイ駅の駐車場で…なんと!?

はこきちとお杉どのに遭遇

二人のテンションは台風並み

たじろぐレオさま

そんなこんなで、出発準備を整える

ロープウェイで一気に高度をあげる

お金で買えるものは買う!

意外とすいてた切符売り場

ロープウェイに楽しく揺られるレオさま

あっという間に西穂高口駅に到着
ここからいよいよ登山開始

といっても、1日目は西穂山荘まで

約1時間の行動

09:00
ロープウェイ駅〜西穂山荘

西穂山荘まではゆるーい登山道

なるべく汗をかかないように、ゆっくりの登る

みんなもまだまだ元気な笑顔

こちらもあっという間に、西穂山荘へ

ギリギリでテント場を確保できた

午前中の到着なのに、ほぼ満杯
さすがはお盆の連休

おそらく、ほとんどの人たちが西穂高岳を越えて、ジャンダルムを目指すものと考えられる

テントの設営をするレオさま

山ガールもまだまだ元気!

昼間っからビールなんか飲んでみたり

今日は、山の日やで!

やっほー

トランプなんかもしてみたり

暇すぎて、暇すぎて…

19:00

日も落ち、明日からの長期行動のため早めの就寝

03:15
西穂山荘〜西穂高岳

朝、3時に出発準備を終わらせて行動開始

今日は約10時間の行動時間

太陽もまだ出ない真夜中から歩き始める

ヘッデンを頼りにまずは、独標をめざす

04:30

うっすら明るくなったら独標到着
ここからが本番

太陽も徐々に登ってきて、空が明るくなる

05:00

ピラミッドピーク到着

みんな、ピラミッドになりきる

まだ一般登山道のため、道も安定してて、楽しい縦走路

天気も良くて、たのしーぜー

05:45

西穂高岳に到着
ここから破線ルートとなる

本日のメインディッシュが始まる

05:45
西穂高岳〜天狗岳〜ジャンダルム

遠くの槍ヶ岳を見つめる、ゆーみん

ジャンダルムへ向けてゴー!

破線ルートならではの、危険地帯も多い

でも危ないところは鎖がついている

とはいえ、鎖に頼りきった行動はせず補助として利用するよう心がける

厳しい昇り降りがなんども続く

幾度の鞍部を越える

逆層スラブ

確かに天気の悪い日にここを降るのは怖いかも
(西穂高→ジャンダルムの場合は、登りになる)

とはいえ、鎖もきちんとついている

想像していたよりもスラブの距離も短く、越えることができた

気がつけばかなり歩いた!

細い稜線を歩く勇姿もかっこいい

07:43

天狗岳に到着

ご飯休憩

数え切れないくらい、なんどもあるアップダウン

90度もあろう垂壁も、ふつーにでてくる

確かに落ちたら死ぬ

天気も良くて、いつ写真を撮っても絵になる!

高度感たっぷり

ジャンダルム手前にある、少し開けた場所

ビバークスペースもあった

そこから、岩を登れば…天使が待ってた!

09:48

ついにジャンダルム到着!

破線ルートのため、危険な場所も多いが、危ない…というよりも道が不安定な場所が非常に多い

でも、やはり達成感ははんぱない

10:00
ジャンダルム〜奥穂高岳

ジャンダルムを一度降りて、奥穂へ向かう

個人的にはこの日の行程でいうと、ジャンダルム〜奥穂高の方が危険箇所が多い印象

足を踏み外したら、取り返しのつかない事故が起こる場所は多々あった

まじで、崖や

ほそーい岩の上をトラバース

この辺りが、ロバの耳

11:00

有名な馬の背に到着

するどいリッジが待っている

ウマノセって書いてある

ホールドおよびスタンスは豊富

どちらかというと、細いリッジのプレッシャーや高度感が精神的な核心となるかも

もちろん、落ちたら死ぬ

馬の背を越えた!

目の前には、奥穂高岳

破線ルートも終わり、無事に記念撮影!

ここまでくれば一安心

あとは穂高岳山荘へ降るのみ

11:30
奥穂高岳〜穂高岳山荘

ここからいっきにおりる

目の前には見えている

テント場はあいてるかなー

急なハシゴを降りて…

無事に到着

テント場はかなりの盛況で、ヘリポート脇も開放されていた

プレッシャーから開放されて、みんな笑顔でご飯タイム

でも、やっぱり精神的に疲れた。。

煮干しもくわえるわな

明日の予習?それとも復習?

思い思いに過ごして、長い行程を終えた

また明日からの長い1日に備えて就寝

ウッチー
ウッチー
<総括>
かねてから計画していた穂高縦走。メンバー山行の集大成として挑んだ今回のうち1日目2日目の前編は、西穂高岳〜ジャンダルム〜奥穂高岳の破線ルートという核心を迎える日でもあった。綿密な計画と、メンバーのスキルアップのおかげで、不安なく攻略することができ、そのおかげで「楽しむ」という余裕も生まれ、最高の天気に恵まれて踏破することができた!体力&精神力を残して後半戦…どうなることやら、乞うご期待!!
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