東京カジュアル山岳会 やまねこ倶楽部


レポート
  • 谷川・武尊

原点回帰の谷川岳


天気晴れ
アクセス車(水上IC)〜谷川岳ロープウェイ駐車場
総勢ウッチー、あまだい、ひょーどー
所要時間全行程約8時間
08:10
ロープウェイ駐車場〜森林限界

いつものロープウェイ駐車場から出発!
天気も最高で、いい登山日和

あまだいもいい、笑顔!

冬は3m近く積もるこのあたりも、春はこんなに清々しい

なんども足を運んでいる谷川岳なのに、目の前にある登山センターには一度も行ったことがない…。

谷川岳の天然水!
雪解けで水量も豊富で、冷たくて美味しい。

こんな綺麗な水で食事の支度をし、テント泊なんかも乙なもの。

日本酒が飲みたくなる。

ロープウェイ駅から15分も歩かずに、西黒尾根の登山口へ。

木漏れ日を感じながらいざ、出発!

足元はだいぶヌルヌルで悪く、滑らないように注意。

ほぼ雪の溶けている登山道。

雪があったとしても、アイゼンは必要ない。

風がないので蒸し暑く、ゆっくりとしたペースで標高をかせぐ。

よくみる曲がった木に座って記念撮影!

登山口から約1時間半で、長い樹林帯歩きを終えて、森林限界に達する

09:45
森林限界〜ラクダの背

樹林帯を頑張って歩くとこの景色!

目の前にはロープウェイのスキー場駅が見えて、ここからが西黒尾根の本番開始。

自然と笑顔も溢れるくらいの晴天

風も心地よく、最高の稜線歩きが魅力な西黒尾根

これだから谷川岳はやめられない!

3箇所ほど鎖場はあるが、きちんと登れば決して難しくない場所

でも、谷川岳の岩は滑りやすいので、要注意!

森林限界を超えて30分歩くと、目の前に谷川岳の勇姿を観れるラクダの背に到着

やっぱり谷川岳はかっこいい!

10:20
ラクダの背〜山頂直下

こんな素晴らしい景色を堪能しながら、意外と急登な登山道を頑張って歩く

ところどころに雪が残る
ただし登山道に雪はないのて、アイゼンの必要は感じなかった

むしろ、雪に冷やされた冷たい風が心地よく、初夏の暑い山登りを快適にしてくれる

見渡せば、ずーーーっと晴れ!

あとちょっとで山頂!

ここまでくると、真面目に雪の上を歩かなければいけない場所も出てくる。

でもやはり、階段状にステップも切られているので、雪の上の歩行も難しくはない

6月でも、まだまだ雪が残る谷川岳は、雪深い山だといつも思い知らされる

11:35
山頂直下でランチ〜山頂

ラクダの背から約1時間で、山頂直下に到着

お腹もすいてきたので、ここでランチタイム

おにぎりをほおばる、あまだい

顔もおにぎりみたい

でも、不思議とかっこいい

こりゃ2015年もモテるわな

ランチ後は、5分も歩けば山頂へ続く道を歩く

休憩して重い足をがんばって山頂に向ける

無事に谷川岳の山頂到着!

ずっと晴れてて最高のピークハント

12:15
山頂(トマの耳)〜オキの耳〜奥の院〜トマの耳

山頂のトマの耳から、天気が良ければ必ず歩くのが、オキの耳。

万太郎尾根を横目に、気持ちいい稜線歩き。

2000mにも満たない谷川岳で、こんな素晴らしい景色を観れるなんて…。

奥の院の鳥居

ここまでくると、一の倉沢を上から覗き込むことができる

今日も、衝立岩を登攀しているパーティが何人かいた

13:05
トマの耳〜下山開始

山頂を一通り満喫して、いざ、下山!

帰りはロープウェイで楽するために、天神尾根を歩く。

天神尾根の山頂直下。

いつも最後まで雪の残る斜面は、やはり今回も雪が残っていた。

雪歩きを慣れていないと少し厳しい下山だけれども、アイゼンなくても十分に歩けそうだったが、不安であれば要アイゼン。

あとはダラダラといつもの天神尾根を下る。

くだればくだるほど、どんどんと暑くなってく(泣)

山頂から1時間半ほどで、ロープウェイ駅に到着

なんだかんだで、けっこう歩いた今回の登山で、二人ともヘロヘロな感じだったw

でも楽しんでもらえてた!

そんな、頭にうんちを乗せた、あまだいで、レポート終了。

ウッチー
ウッチー
<総括>
2014年、まさにこの谷川岳で鎖骨を骨折し5月にプレートを外す手術をして、復帰登山は「谷川岳」と決めていた。山を安全に楽しむことを数多く教えられたこの山で、改めて原点回帰できたのは本当に良かった。これから夏も始まり登山シーズンもいよいよ本番。鎖骨の傷と共に「山登りとは?」を深く刻んだ谷川岳だった。
facebook

やまねこ倶楽部のメンバー紹介へ