- 09:00
- 稲子湯駐車場〜しらびそ小屋
北八ヶ岳にある稲子岳
八ヶ岳の岩壁ということであまり有名ではないけれども、左カンテだけは今でも登れるということで、チャレンジしに行ってきた
そんな出発の駐車場は、稲子湯
なんと、映画「岳」のロケでも登場した場所!
そういえば三歩が出てきそうな雰囲気
駐車場に車を止めて少し斜度を歩き、ゲート前まで到着
だいたい15分くらい
ゲート前にも20台くらいは駐車が可能
なかなか暑い
林道や登山道をしばらくあるく
途中に雪も出てきた
アイゼンの必要はないけれども、それでも残雪期らしくズボズボと膝まで落ちることも
コースタイムは、稲子湯から約1時間半
さくさくと歩いたのか1時間くらいで、しらびそ小屋に到着
かわいらしい小屋が出迎えてくれた!
こんな小屋でゆっくりと泊まって山登りしてみるのもいいかも
- 10:00
- しらびそ小屋にて休憩
みどり池からみる八ヶ岳
池に映る天狗岳がまた最高だ!
天狗岳右に見えるのが、これから登る稲子岳
登山道はなく、稲子岳山頂はあまり踏まれることがない
そんなこれから登る稲子岳を前にテンションを高めるアニキ
天気も良く、岩壁がきれいにみえる
しらびそ小屋で登攀道具を用意し、いざ出発
- 10:10
- しらびそ小屋〜稲子岳左カンテ取り付き
簡単に休憩をすませていざ取り付きまで
しらびそ小屋から20分ほど歩くと、稲子岳の取り付きへの分岐目印の赤テープがある模様
あった!
確かにだいたい20分ほど歩いた
赤テープを目印と、GPSを駆使して、取り付き点まで歩く
残雪がいやらしくトレースが見えずらい
さらに急登が続き、40分くらいは歩いただろうか
稲子岳の基部まで歩くと木々もなくなる
あとは左カンテの目印である白黒のテープと赤ハーケンを探すだけ
かなり足場はガラガラで、確かに浮石が多いと言われる登攀ルートがうかがえる
あった!
いつでも目印のテープを見つけると嬉しいw
さらに、赤ハーケンもあった!
まちがいない、ここが取り付き点
さっそく、登攀準備を整える
今日はアニキが終始、リード!
- 11:40
- 取り付き〜1P〜2P〜3P
まずは1P
出だしの赤ハーケンに1つめの支点を使って登る
なかなかスラブでいやらしいが、クラックをうまく使えば足場も手も豊富
アニキのテンションもピッチごとにあがってく!
2Pも3Pもさほど難しい場所はなかった
ただ前情報通りに浮き岩が多い印象はあったけれども、本チャン的にはこんなもんかな?という感じ
アンカーはどれもピカピカなので、だいたい安心して突っ込める
- 13:00
- 4P〜トップアウト
4P目の支点
(もしかしたらピッチを多く切ったから3P?)
4Pは左に立ってるクラックを登るか、右のチョックストーン気味なチムニーを上がるかの選択ができる
一般的には右のチムニーをあがるようだけども、今回は左を登ってみた
ここまでくると高度感もたっぷり!
後ろには天狗岳と硫黄岳が見える
5P目の登攀中
変なピッチだったので、つるべ式でウッチーが少しだけリード
5P目を登りきりると目の前には砂っぽい広場が見える!
トップアウトする登攀ルートはやっぱり気持ちが良い
とりあえずロープをまとめて、いわばを通過する
八ヶ岳をバックに記念撮影!
なかなか充実した登攀だった
- 16:00
- 稲子岳〜しらびそ小屋〜稲子岳
稲子岳からはテープで明瞭な道を歩き、登山道に合流
最高の達成感にひたるアニキ
しらびそ小屋から1時間もかからず、さっくりと下山
丁寧にギアをチェックするアニキ
ウッチー
晴れた日に最高の登攀!5Pも登るとやっぱり達成感は多く、登りきった感があった。総じて難しいルートはなかったが、確かに浮石は多い。だが基本的にガバや足も多いので登攀は楽で、アンカーもしっかりしているから確かに初心者向けかも。ただルート取りはしっかりと下調べしないと、難しいルートに取り付いてしまうかも。