東京カジュアル山岳会 やまねこ倶楽部


レポート
  • 八ヶ岳・蓼科

やっぱり八ヶ岳は僕らを裏切らない!


天気曇時々晴
アクセス車(諏訪南IC)
総勢総勢5名
所要時間1日目6h、2日目8h
09:00
赤岳山荘駐車場〜南沢〜行者小屋

9月。

山が冬に向けて色づき始め、夏山の終わりが見えてくるこの時期。
まだまだ夏山を楽しみたい登山者が追い込みをかける時期でもある。

だがしかし。
今年の9月はひどい。

毎週末、日本列島を縦断する台風が我々の行く手を阻み、登山計画がことごとく中止になっている。

悪天候の合間を縫って、いい加減どこかに行かなければ、山ストレスで頭がオカしくなってしまう

そんなときにふと目の前に希望の光が・・・

今週末、天気怪しいけど・・・ギリギリ・・・・ギリギリ八ヶ岳いけそうじゃね?

出発寸前まで悩んだあげく、赤岳鉱泉にテントを張って、1日目は阿弥陀岳、2日目は赤岳・横岳・硫黄岳の縦走、という南八ヶ岳王道登山を決行。

なお、おっちゃんは2日目に合流するウッチー隊長と合流して、小同心クラックに挑むとのこと。

果たしてどうなることやら

9:20頃

赤岳山荘駐車場を出発。
毎度お馴染みの南沢ルートでまずは行者小屋へ。

余談だが、ばっしーは二日酔いです。

天気は曇り。

だけど、気持ちは晴れ。


大好きな八ヶ岳の薫りに、ご満悦のヒゲのおじさん。

午前中は雨の心配はなさそうと確信し、テンション上げ上げで登ります。


11:30

行者小屋、到着。

良いペース。

11:50
行者小屋〜阿弥陀岳〜行者小屋〜赤岳鉱泉

11:50

ちょいと休憩を挟み、荷物をデポって、阿弥陀岳に向かう。

実は、わたくし、阿弥陀岳登るの初めてだったりして。
なので、物凄く新鮮な気分で登っております。

文三郎尾根から外れ、樹林帯を進み、中岳のコルにでて、ちょっとした岩場をこえると・・

13:00

あらま、もう山頂。
1hで登れてしまった。

阿弥陀岳山頂から付近の山々を拝み、体が冷える前にクライムダウン開始。

帰り道、中岳のコルで珍客に遭遇。

ちょっと太り過ぎ。

今流行の糖質制限をオススメしたい。

14:00

行者小屋でデポしていた荷物を回収し、そのままの勢いで赤岳鉱泉へ。
所々、秋を感じられる風景に出会えた。


1週間後は、完全な秋山に模様替えしてるんだろな。

14:40

赤岳鉱泉に着くや否や、テントを設営し、早速夕飯の準備にとりかかる。

夕飯早くないかって?
すみません、みんな、はらぺこなんです。

今夜は韓国祭り。

キムチ鍋とプルコギ。
そして〆めは辛ラーメンだぜ!!

二日酔いで酒はほどほどに、ご飯をモリモリ食べるばっしー。

あんまりお酒に付き合ってくれないので、全然焼酎が減らないとブーたれるおっちゃん。

少ししかお酒飲んでないのに、眠くて仕方ないわたくし。


明日の天気が好天することを期待しながら、各自テントに戻り就寝。

05:00
赤岳鉱泉〜行者小屋〜赤岳

5:20

おはようございます。
天気は、曇り。

散歩がてら、南沢をくだっているとウッチー隊に遭遇。


6:00

天気は午後までもちそうなので、縦走組は出発。
まずは文三郎尾根経由で赤岳に。

小同心組もお気をつけて〜

6:40

行者小屋到着。
息を整える程度の休憩をし、すぐさま文三郎尾根に向かう。

登れど登れど、景観ゼロ。

完全に雲の中におります。

7:40

文三郎尾根分岐。

小同心組から、登攀中止の連絡が入る。

天気が怪しい状態が続くなら、我々も途中撤退を選択肢にいれなきゃな。

と、考えながら登っていると、あれ、あれれ。

なんだか好天しそうな雰囲気に。

終盤の岩稜エリアを越えると・・・

8:15

赤岳到着。

我々を出迎えてくれているかのような、素晴らしい天気。


超気持ちイイ!

虹のブロッケン、というおまけつき。

やっぱり八ヶ岳は裏切らない!

08:30
赤岳〜横岳〜硫黄岳〜赤岳鉱泉

8:30

とはいえここは山。
いつ天気が崩れるかわからないので、さくっと次の行動へ。

テイク・オフ!

9:30

登ってくる2,30人の団体登山客に足止めをくらいながらも、赤岳展望荘、到着。

(山はみんなで楽しむところ!譲り合いの精神、大事アルネ!)

9:40

地蔵尾根分岐。
地蔵とくまもんのコラボレーション。

余談だが、ばっしーはくまもんが好きです。

横岳に向けて快適な稜線歩きが続く。

10:30

横岳到着。


小同心組とここで合流する予定だったんだけど・・・

いくら待っても2人は来ない、の図。

硫黄岳までのルートも快適快適。


快適すぎて、若干眠い(笑)

眠気を飛ばすために、テンションあげる。


8番目のケルンでポージング。

11:50

硫黄岳、到着。

天気はまだ大丈夫そう。

あとは下るだけ。

まずは、赤岳鉱泉で登れなくて拗ねてる小同心組と合流せねば。

秋ですな。



13:20

赤岳鉱泉到着。

計画通りのタイムで、怪我なく、縦走できました。

赤岳鉱泉〜北沢〜赤岳山荘駐車場

14:00

テント片付けて、荷物整理したら、北沢ルートで下山。


昨日食材をだいぶ消費したから荷物軽くなってるはずなのだが、そんな感じになってないのはなぜだろう・・・

途中、「八ヶ岳の舞い」を踊る、中年たち。


余談だが、ばっしーは中年の部類には入らないと申しております。

15:00

赤岳山荘駐車場到着。

天気が崩れる様子、一切なし。


素晴らしい2日間であった。
やっぱり大好きだ、八ヶ岳。

次はくるときは雪の季節かな。

楽しみ楽しみ。

レオさま
レオさま
<総括>
9月は剣岳や後立山縦走等、大きな計画をたくさん立てていたのだが、悉く台風に阻まれてしまった。北アルプスと比較したらスケールは小さいけど、それでも八ヶ岳は雄大で、いつ来ても新しい発見のある、飽きることの無い大きな遊び場。山に行けず、悶々としいた我々を暖かく迎えてくれてありがとう!またくるよ!!
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