- 10:10
- 駐車場〜股峠
10時過ぎに駐車場到着。
久々の当日朝出発だったので、眠気もなく、体が軽い(笑)
本日はロープ講習も兼ねているので、日帰りにしては荷物はやや多いです。
支度をして、出発。
登山口は駐車場からすぐのところにあります。
近くにバイオトイレ(緑の小屋)もあるので、心配な方はここで済ませておくといいでしょう。
しばらくは沢沿いの林道を進みます。
先日の大雨のせいか、若干道は荒れていたが、目印はしっかりあったので、迷うことはない。
沢沿いは涼しい風が吹いていて心地良い。
徐々に沢から道が外れ、最後の急登を登りきると、股峠に到着。
東岳と西岳の分岐点です。
- 10:40
- 股峠〜東岳〜股峠
まずは、東岳を落としにかかります。
林道を進むとすぐに岩場が待っています。
岩場だ岩場だ、わっしょいわっしょい!
三点確保を意識して、慎重に登っていきます。
上の方は、少し紅葉が始まってました。
曇ってますが、遠くに両神山も見えます。
夢中で登っていたら、あっという間に、山頂到着。
「ヒガシダケ、ゲットだぜ!」
数分の休憩をとり、次のお相手、西岳へ。
二子山の本命は西岳なので、気合を入れ直します。
行きは良い良い帰りは怖い。
岩場の下りは、登りより気を使います・・・
股峠、ふたたび。
今回はロープ講習も兼ねているので、ここでハーネスとヘルメットを装着してから、西岳に向かいます。
防御:プラス5
スピード:マイナス2
- 11:20
- 股峠〜西岳中央峰
西岳の全体図。
西岳は東岳より規模が大きく、東峰・中央峰・西峰に分かれております。
コースは2つ設定されておりますが、今回はもちろん、上級者コース!
西岳を登り始める、川口浩冒険隊。
上級者コースと一般コースの分岐が分かりづらいとの前情報をえていたので、ルートファインディングしながら登ります。
ここが分岐。
直進が上級者コース、右が一般コース。
緑のバトン?のようなものが目印ですね。
上級者コースの岩場近くに、こんな看板が。
好意でつけてくれたのに、散々言われて外したよう・・・
なんだか気の毒です。
岩場が目の前に現れました。
セルフビレイのいろはを、うっちー隊長に御指導頂いてから、とりつきます。
岩場だ岩場だ、わっしょいわっしょい!(2回目)
途中でセルフビレイにトライ。
(やや、びびってます。)
斜度70~80度ほどの岩場をひたすら登ります。
掴みやすい岩はたくさんあるので、鎖がなくとも、案外登りやすかったです。
落石には注意しましょう。
岩場を登りきり、あとはピークに向かって尾根伝いに進みます。
が、もちろん、平坦な尾根ではございませんので、引き続き慎重に進みます。
岩のアップダウンを経て、無事、山頂到着。
「ニシダケ、ゲットだぜ!」
うっちー隊長も私も、あまりお腹が減ってなかったので、行動食だけ口にして、先へ進みます。
にしても、低山とは思えない高度感。
二子山、いい仕事してます。
- 12:30
- 西岳中央峰〜西岳西峰〜ローソク岩
西岳西峰に向かって、尾根伝いに進みます。
切れ味のよい岩場が続くので、転ばないよう、気を張って歩きます。
もちろん、遊ぶことも忘れずに!
穴のあいた、変わった形の岩が多く、また、鋭利な部分も多いので、素手で登っているとだんだん手が痛くなります。
特に目印はなかったが、ここらへんが西峰だと思われ。
遠くの白い部分は、採掘場です。
見事に山が削られてます・・・
ここからは魚尾道峠に向かってひたすら下ります。
途中、長い鎖場がありました。
もちろん、鎖は使わずに下ります(笑)
このような状況では、鎖にカラビナを通しておくことで、落ちたときに岩壁から引き剥がされずにすむ、とアドバイスを頂きました。
岩場を下りると、次は林道です。
落石が散乱しており、まだまだ危険地帯。
ヘルメットはまだとれません。
しばらく歩くと、ローソク岩がみえてきました。
- 13:30
- ローソク岩でロープ講習
ローソク岩にはたくさん固定金具が打ってあるので、ロープの練習にはもってこいです。
とりあえず、上に登ります。
私もうっちー隊長のあとを追って登ります。
ローソク岩に登ると、目の前に西岳中央峰の岩壁がドーンと出迎えてくれます。
クライマーになった気分で、岩登りをイメージ。
下りは懸垂下降で。
まずはセルフビレイを・・・と。
絡まったロープを整理します。
これが終わったら準備OK。
まずは私から懸垂下降します。
硬い動きで慎重に降ります。
消防士になった気分!
うっちー隊長は、ひょいひょい降りてきます。
本日のロープ講習はこれにて終了!
良い経験になりました。
- 14:40
- ローソク岩〜下山
ロープ講習を終え、あとはひたすら下るだけです。
途中にあった看板。
ほんと、その通りでございます。
帰りはさくさくっと降りれました。
危険箇所はありませんでしたが、勾配のきつい下り坂になっているので、油断すると滑って転びます。
このまま無事登山口へ。
レオさま
ただの低山だと思っていたら、ところがどっこい!高度感は3,000m級に匹敵するほどで、スリリングな箇所も多々あり、攻撃的でなかなか面白い山でした。秩父のジャンダルムと呼ばれる所以が分かりました(笑)ロープの基礎も教えて頂き、内容の濃い、充実した1日になりました。ごちそうさまでした!